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バイクとは規制に乗ることか [バイク]

今夜は↓↓↓↓ の勢いに乗って・・・
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国や地域の事情に合わせて、様々な規制があるのは仕方の無いこと。
ただし自由貿易の理念に反しないこと。

大きなことは言えませんが、今の国内の規制は、国内産業の保護が目的では無い様に見えます。
むしろ二輪車そのものの排除。

作って海外に売るのはご自由に。でも国内で走らせてはダメよ。外車もダメよ。

二輪車(に限らず)の製造が海外シフトし、さらに国内での使用も音と排ガスで規制。
製造という産業でみれば、社会情勢上とても厳しい状況。
販売という産業でみても、法規制で厳しい状況。

これだけ逆風が吹けば、末路は見えています。
でも保護貿易では無いので文句は言えない。
音とエコでは文句が言えない。
正義は我に無い。

メーカはこれに立ち向かわなければならない。
ユーザは発想を変えなければならない。

そう、規制のさらに先を走ればよいのです。

過日、バイクとは文化に乗ることかと放言しました。
http://bike-ducati-ohmygod.blog.so-net.ne.jp/2013-03-04

もう一つ、バイクとはエンジンに乗ることか?と放言してみます。

エンジンに乗る。確かにその通り。
私のオマタの下には、500ccのピストンが二つも動いている。
軽自動車の1.5倍のエンジンが、オマタの下で激しく振動している。
しかも回転数は軽自動車よりはるかに高い。

この発想を思い切って捨ててみる。

電動。 内燃機関を、前後輪のモータに置き換える。

まず重量配分が劇的に変わる可能性がある。
後輪への動力伝達が、チェーン・ベルト・ドライブシャフトからケーブルに変われば、構造が変わる。
ケーブルであれば、前輪への動力伝達が容易になる。

今のバイクと同じように、フロントステアリングと傾斜したフロントフォーク、前輪タイヤの接地位置と車軸のずれが生み出す、重心移動・車体の傾け・セルフステアリングの構造に加えて、前輪にトルクが加われば・・・・・凄い挙動が制御できるのではないでしょうか。

もちろん前輪後輪のトルク配分は自由自在。
前後輪が離れるようにトルク制御をすれば、直進安定性。
前後輪が近寄るようにトルク制御をすれば、高機動・高旋回性。
前後輪のトルク制御で、転ばないバイク(立ちゴケは防止できない・・・くやしい)。
トルクが抜ける気配があったら、空転の兆候。 前後輪のスリップ量が最適になるように制御(お好みに応じて、ノンスリップモードもワンタッチ切り替え)。

とてつもなく大きなホイールベースの車体が、とんでもない旋回半径で峠を降りてゆく。
高速道に乗れば、左手にはコーラ、右手にはフレンチフライ。

排ガスは出ない。 文句は言わせない
音はインバータの高音域が耳に障るかもしれないが、これまた文句は言わせない

幸いにして、今は出力(馬力)規制は無いらしいですね?
逆に言えば、音と排ガスをクリアすれば、やり放題ってことですよ。

デザイン??? 外観なら何とかなるでしょう。
ホンダが既にNCシリーズで実証済みです。
行き場を失ったタンクを、ケースにしてデザインを温存した。
それに外観は流行しだいです。

ユーザは意識を変えられるか?
メーカは技術を実現できるか?
双方で市場を創り出せるか?

それは250ccを超える趣味性が高く娯楽的要素の高い中大型二輪車が、無くなるのが先か?
生き残れるのか?
それは、私が生きている間に実現するのか? 消えてなくなるのか?
「ああ・・・オジィの時代には、たった二つの車輪の乗り物が有ったらしいよ・・・そう、停止時の静的安定性が負のヤツ・・・立ちゴケとかいうヤツ・・・バイクっていうの?」


妄想ですよ!

タグ:電動バイク
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