タンク燃料漏れ発覚 / 続き1 [DUCATI ST4s ABS]
タンクの断面と、漏れを推定すると、こうなります。
タンクには本体重量(知りません)、燃料重量(ハイオク21リットル分)があります。
さらにニーグリップや股間の押し付け等の、ドライバーからの加重がかかります。
そしてエンジンからの振動。
走行時の路面からの振動。
けっこうな力が加わる場所ですが、バイク全体の強度や剛性に寄与する構造物に見えない。
ヒンジは頑丈そうですが、接合部は貧弱に見えます。
また、タンクの固定方式も意外に簡単で、ボルト締結では有りません。
フレームに乗っかって、ゴムバンドで引っ掛ける。
すなわち、ヒンジ部には力が加わり続けることになります。
少なくともDUCATI ST4sのタンク固定方法では、ヒンジ以外は「ずれ」を許容する構造です。
フレームに乗っかる部分は、三日月断面ですが、ゴムなので必ず痩せます。
タンクには常に変動する力が加わり続け、それがヒンジ近傍に加わります。
単に破断強度を超えた力が加わったのか、もっと弱い力で疲労破壊したのかはわかりません。
おそらく、スポット溶接の打点数が少なかったのではないかと、1km-diverは考えます。
応力が集中する場所はスポット溶接の打点周り。
この数を増やすことで、力を分散するべきだったと思います。
なので、割れを塞いだだけでは、すぐに割れます。
割れを塞いで、更に強化する必要があります。
割れが開いたり閉じたりする動きを止める必要があります。
-------------
新品タンクが対策済みか、全然判りません。
中古タンクも同じ事です。
しかも私のタンクは、既に交換された形跡すらあります。
今のタンクの有効活用が、ある意味エコ。
-------------
内側をコーティングしたり、デプコンみたいなもので割れをふさいでも、割れが常に動くので、一時的な効果にとどまると推定しました。
-------------
本当は溶接が一番確実。
自分ができないのでイヤ。私は自分でやりたい。プラモデル感覚なのです。
-------------
ロウ付けか半田付けが第二候補。
自分ができないのでイヤ。チャレンジの範囲内と思いますが、思いとどまりました。
テク無し。
-------------
なので、樹脂で外側から充填し、なおかつタンクと板金の接合面積を確保して、強化します。
たぶん自分でできる。
-------------
エポキシがガソリンに耐えるか。
一般論として、エポキシは耐薬品性に優れています。
ただし、明示的に「耐ガソリン性が無い」と示されたものと、「ある」と示されたものと、何も謳っていないものがあります。
エポキシは物質の名前ではなく、分子の構造の名前・分子の結合の名前なので、元の原料が多種様々です。 硬化方法も異なります。
なので、色々な性状があります。
ただし「ガソンリンタンクの補修OK」と書いてあるものは、無いと推定します。
安全性の問題でしょうね。
デイトナの商品を探してみてください。
ガソリンタンク補修用エポキシというのが売っています。
-------------
エポキシ樹脂の選定は「耐ガソリンの有無」を基準に調べました。
ブレニー技研
http://www.blenny.co.jp/
とにかく読みにくいWebPaje。
コレで行こうと決めました。
ガソリンタンクの補修OK「とは」書いてないと思いますよ(笑)。
------------
ジーナス GM-8300-44g
アマゾンで購入
¥2,880 (税・送料込)
パッケージ
主剤、硬化剤、混合用のパレット、紙やすり、へら2種、ドキュメントが入っています。
全体量はこのくらい。
卵の半分くらいの体積だそうです。
---------------------------
楽しみです。
今日は雨なので作業ができません。 立派なガレージでもあればね・・
それに、昨日の18:00ごろから寝まくっています。
考えてみたら、私は病み上がりでした(大笑)。
明日は粗大ゴミ、外科(予約済み)があるから、着手できるかな?
ガソリン抜き、タンク取り外し、塗料落とし、接着部洗浄、マスキング、樹脂調合(ここからは時間勝負)、充填、マスクオフ、硬化待ち・・・
明日一日じゃムリそう。
:
こっちは当分おあずけ・・・・
タンクには本体重量(知りません)、燃料重量(ハイオク21リットル分)があります。
さらにニーグリップや股間の押し付け等の、ドライバーからの加重がかかります。
そしてエンジンからの振動。
走行時の路面からの振動。
けっこうな力が加わる場所ですが、バイク全体の強度や剛性に寄与する構造物に見えない。
ヒンジは頑丈そうですが、接合部は貧弱に見えます。
また、タンクの固定方式も意外に簡単で、ボルト締結では有りません。
フレームに乗っかって、ゴムバンドで引っ掛ける。
すなわち、ヒンジ部には力が加わり続けることになります。
少なくともDUCATI ST4sのタンク固定方法では、ヒンジ以外は「ずれ」を許容する構造です。
フレームに乗っかる部分は、三日月断面ですが、ゴムなので必ず痩せます。
タンクには常に変動する力が加わり続け、それがヒンジ近傍に加わります。
単に破断強度を超えた力が加わったのか、もっと弱い力で疲労破壊したのかはわかりません。
おそらく、スポット溶接の打点数が少なかったのではないかと、1km-diverは考えます。
応力が集中する場所はスポット溶接の打点周り。
この数を増やすことで、力を分散するべきだったと思います。
なので、割れを塞いだだけでは、すぐに割れます。
割れを塞いで、更に強化する必要があります。
割れが開いたり閉じたりする動きを止める必要があります。
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新品タンクが対策済みか、全然判りません。
中古タンクも同じ事です。
しかも私のタンクは、既に交換された形跡すらあります。
今のタンクの有効活用が、ある意味エコ。
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内側をコーティングしたり、デプコンみたいなもので割れをふさいでも、割れが常に動くので、一時的な効果にとどまると推定しました。
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本当は溶接が一番確実。
自分ができないのでイヤ。私は自分でやりたい。プラモデル感覚なのです。
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ロウ付けか半田付けが第二候補。
自分ができないのでイヤ。チャレンジの範囲内と思いますが、思いとどまりました。
テク無し。
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なので、樹脂で外側から充填し、なおかつタンクと板金の接合面積を確保して、強化します。
たぶん自分でできる。
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エポキシがガソリンに耐えるか。
一般論として、エポキシは耐薬品性に優れています。
ただし、明示的に「耐ガソリン性が無い」と示されたものと、「ある」と示されたものと、何も謳っていないものがあります。
エポキシは物質の名前ではなく、分子の構造の名前・分子の結合の名前なので、元の原料が多種様々です。 硬化方法も異なります。
なので、色々な性状があります。
ただし「ガソンリンタンクの補修OK」と書いてあるものは、無いと推定します。
安全性の問題でしょうね。
デイトナの商品を探してみてください。
ガソリンタンク補修用エポキシというのが売っています。
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エポキシ樹脂の選定は「耐ガソリンの有無」を基準に調べました。
ブレニー技研
http://www.blenny.co.jp/
とにかく読みにくいWebPaje。
コレで行こうと決めました。
ガソリンタンクの補修OK「とは」書いてないと思いますよ(笑)。
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ジーナス GM-8300-44g
アマゾンで購入
¥2,880 (税・送料込)
パッケージ
主剤、硬化剤、混合用のパレット、紙やすり、へら2種、ドキュメントが入っています。
全体量はこのくらい。
卵の半分くらいの体積だそうです。
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楽しみです。
今日は雨なので作業ができません。 立派なガレージでもあればね・・
それに、昨日の18:00ごろから寝まくっています。
考えてみたら、私は病み上がりでした(大笑)。
明日は粗大ゴミ、外科(予約済み)があるから、着手できるかな?
ガソリン抜き、タンク取り外し、塗料落とし、接着部洗浄、マスキング、樹脂調合(ここからは時間勝負)、充填、マスクオフ、硬化待ち・・・
明日一日じゃムリそう。
:
こっちは当分おあずけ・・・・
タグ:燃料漏れ
2013-05-11 14:43
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BikeBrosでもエポキシでタンクを直す記事がありますね。
多めに工数を見積もればいけそうですね。
リンク先のサイトはなかなか味がありますね。(笑)
Home Page Proのサイトをひさしぶりに見た気がします。
by tai-yama (2013-05-11 19:08)
しっかり直るといいですね。焦らずに作業してください。
by たくや (2013-05-11 22:49)
BikeBros さん
たくや さん
今日(5/12日曜日)は、途中で力尽きて、ビールが始まってしまいました。
by 1km-diver (2013-05-12 17:56)
BikeBros さんって誰?
tai-yama さんです。
ごめんなさい。
by 1km-diver (2013-05-13 20:49)